サステナブルな複数の木材と
赤レンガの壁面で作られたカフェ

DATA
Common
築52年のビルの1階にある「普遍的な・公衆の・公共の」という意味を持つCommon。もともとはオフィスだった空間を改装し、六本木に住む人や街を訪れる人が気軽にコミュニケーションをとれる場として、2022年5月に開業。
RECIPE

六本木通り沿いに位置するカフェ、「Common」。再開発による解体がオープン当初から決まっていたことで、サステナブル素材がデザインの一部としてあしらわれ、店内には独特の空気感が。また、ビル群の中のオアシスとしての役割を果たすため、自然の造形を感じる意匠が随所にみられます。人の手では作れない風合いを取り入れることが、建物全体に立体感を生み出すヒントです。

PICKUP
赤レンガの壁面

本来は河川の補強に使う素材を、軽く接着しつつ金網で固定。リユースしやすい仕様に。

コーヒー豆を練り込んだ家具

色ムラや黒い粒をデザインとして昇華。人の手では作れない独特の表情に。

木材を継いだカウンター

手前から奥に行くにつれ、色味が濃くなるよう種類の異なる木材を配置。空間に奥行きをプラスしてくれる。

出入りできる窓

風の通り道をつくるために、入り口の対面となる奥の壁を取り払い、出入り可能な窓に。

SIMULATION
Doliveアプリでシミュレーションしてみた
シミュレーション ID
ZEQPEL
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